2015年3月23日(月)
花粉症の救世主現る!?
東京オフィスの近藤です。
皆さま、すっかり春ですね。
先日、家族でツタヤにCDを借りに行くと、
レジ前にダチョウ化粧水という物が売っておりました。
「ダチョウが、花粉症から救う」!?
妻は重度の花粉症で、かなり気になっている様子。
ひどい時には耳や喉の奥まで痒くなるようで、春先のお出掛けはテンションが上がらないのです。
現在、2人目の赤子を母乳で育てている為、花粉症の薬は飲まない様にしているのです。
しかし、ダチョウがなぜ花粉症に有効なのかイメージが湧かない様で、買わずに帰りました。
が、よくよく調べてみると、面白い事が分かりました。
京都府立大の教授が飼育しているダチョウが春先にまぶたを赤くしているのを見つけ、
調べてみるとダチョウが花粉症になっているという事でした。
このダチョウから作った抗体を人間の皮膚に塗ると、アレルギー症状を抑制できる事を発見しました。
スギやヒノキの花粉によるアレルギーに有効で、ヒトの抗体が反応する前に、
ダチョウの抗体がアレルゲンの分子を覆うためだという事です。
卵1個から取り出せる抗体は約4グラムで、染み込ませたマスクの場合は4万~8万枚作れる。
ダチョウは年に約100個の卵を産むため大量生産でき、
哺乳類の抗体を使った場合に比べるとコストも安く、ダチョウも傷つけない。
薬を飲む事に抵抗のある方は、ダチョウエキスがいいかもしれませんね。
ダチョウのエキスが、花粉症を抑える事にも驚きましたが、
動物が花粉症になるという事が、一番の驚きでした。