自然ていいな。

東京オフィスの近藤です。
日に日に暑さが増してきますね。
皆様、夏バテ、熱中症には十分にお気を付け下さいませ。

さて昨年の夏にブログに書かせて頂いた東久留米でカブトムシの雌雄を捕まえた話の結末ですが・・・
その後、夏の暑さも落ち着いてきた頃、カブトムシ夫妻は短い一生を終えました。
私の娘もちゃんとお世話をし、生き物を飼う事の大変さや、生命というものを十分に学んでくれたものとお父さんは信じております。

奥さんが、虫カゴをしまおうと片付けていると、土の中から小さな白い卵が10粒ほど埋まっていたのです。
そのままにして、様子を見ていると、幼虫が産まれてきました。ペットショップに幼虫を育てる為の土を買いに行き、育てる事となりました。
カブトムシの幼虫達は、腐葉土を食べ、糞をする為、糞掃除が、お父さんの週末の仕事となりました。
毎週、ドンブリ大盛りくらいの量の糞をするので、大変でした。
次第に成長し、気が付くとぷりぷりと太った健康的な幼虫となりました。

日に日に黄色っぽくなり、ある朝、奥さんが騒いでいるので行ってみると、
白い幼虫から脱皮した様で、黄金色の姿に蛹化しておりました。

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観察をする為には、人口蛹室が良いというので作りました。

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それからしばらく経ち、先週末に、ついに羽化したのです。
脱皮すると、全く違う姿になるのは、衝撃的ですね。
あの長いツノは、白い幼虫のどこにしまってあったのかも疑問が残ります。

子供達の為にと始めたカブトムシ飼育ですが、最終的には夫婦が一番楽しんでいた様な気がします。奥さんは、奈良県の田舎生まれなので、触る事に抵抗はありませんでしたし、私も小学生ぶりに触ってみると懐かしい思い出に包まれました。

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カブトムシの一生、そして次の世代への交代、とても良い経験をさせて頂きました。