まず私から

東京オフィスの原です。このところあまりすっきりしない天気が続いていましたが、皆様はどんな週末をお過ごしでしたでしょうか?私は週末は子育て広場へ行ったり、同級生の子供をもつお友達と食事をしたり、水族館や動物園(年パスを購入してしまいました・・)にいったりしています。本を読む習慣を身につけてくれたらいいなという思いから、毎週欠かさず行くようにしているのが図書館です。というのも、恥ずかしながら私自身好きと言えるほど本を読んでこなかったため語彙が少なく、伝えたいことをうまく伝えられなかったり、表現の幅が広がれば人生もより豊かになるのになぁと思うことが多かったからです。

しかし毎日読み聞かせをしていても、読んでいる最中に子供の興味の対象が移ってしまい、私のスマートフォンやバッグの中身を見つけるやいなや猪突猛進していきます(笑)本物そっくりのスマホのデモを与えてみたのですが、やはり私のスマホが気になるようで・・本物か偽物かよりも「私がいじっているもの」が気になるようで、無理やり取り上げることはせずに私自身がおもちゃで遊びはじめると、スマホをポイッと投げ捨ててこちらへ来て同じおもちゃで遊び始めました。子育てをする中で「こうしてほしい。こうなってもらえたらいいな」と思う時、まず私自身が手本となることが大切なのだと感じました。

今思えば児童書はたくさん借りていましたが、自分のために購入した本は本棚に閉まったままでした。山本五十六のとても有名な名言で「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば人は動かじ」という言葉がありますが、ふとそれを思い出しました。子供の自主性を尊重することが一番ですが、「やってみて」というこの言葉のとおり、まず自分から始めること、子供と一緒に楽しみ共感することからしてみたい思います。

それから先月息子が1歳の誕生日を迎えました。同時に私も母として1年になり、毎日バタバタしながらなんとかやってこれましたが、仕事と育児の両立は一人の力ではなく周囲の支えがあってこそできるのだと感じています。その分いざという時に頼りにしてもらえるような仕事ができるように、これからも頑張りたいと思います。